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虚弱体質・体調不良・疲れ・だるさ・倦怠感でお悩みの方は是非ご相談下さい。

元気が沸かない、体調を崩しやすい、病気がち・・・、

虚弱体質・体調不良の原因は色々とあり、原因を特定するにはお客様の体質や症状、病歴などを詳しく聞かないと判断できない事が多いです。

虚弱体質の症状

疲れやすい… だるさが抜けない… 体調を崩しやすい…
風邪を引きやすく治りずらい… 毎日憂うつ、無気力…

虚弱体質の人の外見的特徴は、日頃から元気がなく、きゃしゃで、いつも元気がなく、すぐに熱を出したり、おなかをこわしたりします。 受診しても、特に病気が見当たらないことが多く、治療もそれぞれの症状への対症療法しかありません。

疲労しやすく、すぐに風邪を引いたり、下痢をしたりする体質を一般的に虚弱体質と呼んでいます。

倦怠感

倦怠とは、身体が疲れて動きたくなくなるという自覚症状のことです。

全身の無力感、局所のだるさ、両足の無力感、思考力低下、眼精疲労、視力低下、ふらつき、手足のふるえ、など様々な症状があります。

身体的なものだけでなく、精神的に感じるだるさも含まれます。

【倦怠感を伴う病気には・・・】

貧血、低血圧、肺結核、肝臓疾患、糖尿病、腎臓疾患、精神的疾患(うつ病など)、栄養状態不良、脱水症状、悪性腫瘍、筋神経疾患、内分泌疾患(甲状腺機能低下症など)、自律神経疾患、薬剤の影響、長期感染症、睡眠障害など様々あります。

漢方 ・ 中医学の考え

漢方医学・中医学ではこう考えます
中医学

中医学では、身体を構成する「気・血・水」を十分に生成・代謝できる五臓六腑が正常に機能している状態を健康と考えます。 「気・血・水」が生成できない、正常に代謝できない、臓腑の機能が低下・失調する、原因(病因といいます)によって分類されます。

気血両虚による倦怠

先天的なものや、病後、長引く病気などによって、気血が不足したもの。

顔色が青白いか土気色。唇の色が薄い。めまい、動悸がある。月経量が少ない。舌質淡、脈拍無力。体が重い。


【 ▼ 臓器に関わる倦怠 】

脾気虚による倦怠

栄養不足、慢性疾患、労力過度、思慮過度などが原因となって脾の働きが失調すると、気血の生成が低下し、全身性の気血不足を引き起こします。

つまり、エネルギー不足=気虚という状態となります。

このタイプの場合、活動時や食後に倦怠が強く、四肢無力(手足に力が入らない状態)、食欲不振、軟便・泥状便、嗜睡(傾眠・強い眠気)などの症状を伴うことがあります。

痰湿による倦怠

痰湿は、粘り気・重たい性質があり、身体を巡る気の動き阻害し、経絡の流れを阻滞させてしまいます。

充分なエネルギーが巡らず、余分なものが体内にあるために倦怠が起こります。

このタイプの場合、胸苦しい、悪心・嘔吐、胃部のつかえ、泥状便、痰が多い、身体が重だるい、下肢のむくみ、冷えなどの症状を伴うことがあります。

腎虚による倦怠

腎の機能が低下すると「腎虚」という状態になり、子供の場合は成長が遅れ、大人の場合は不妊・性欲減退・聴力の低下・足腰が衰える・骨がもろくなる・記憶力が低下する、などが現れます。

腎の機能が低下する原因には、虚弱体質・房事過多・加齢によるものがあります。

このタイプの場合、足腰のだるさ・無力感が顕著で、記憶力・知力の減退、眼精疲労などを伴います。

心脾両虚による倦怠

心の機能が低下すると、動悸や脈の乱れが起こると同時に、不安感・不眠・夢を多く見る・驚きやすい、など精神面 の症状も現れます。

脾の機能低下と、心の機能低下は相互に影響しあって”心脾両虚”に発展し、消化活動と精神活動をともに低下させてしまいます。

脾気が低下して、運化機能が衰えると血の生成不足を引き起こし、心血も不足してきます。

また、思慮過度により心血が消耗されると、脾を滋養できなくなり運化機能にまで影響が及びます。

このタイプの場合、脾気虚にみられる症状のほかに精神疲労を伴い、動悸、不眠、多夢、精神不安なども現れます。


【 ▼ その他の原因による倦怠 】

脾虚湿困による倦怠

働きすぎ、飲食の不摂生などにより脾が虚して起こる。

食欲がない。胃腸が脹っていっぱいの感じ。体が重くけだるい。 手足・顔・日にむくみ。口が粘ってさっぱりしない。大便がゆるい。舌質淡 絳、舌苔薄い。脈濡。

暑熱傷気による倦怠

暑さや熱の邪気によって、とくに汗とともに気が損なわれて起こる。いわゆる夏パテ

呼吸が浅く、言葉に力がない。体が熱く汗が出る。イライラして、のどが渇く。 温度が高かったり、水分をとりすぎたりすれば、体内に余分な水分が停滞し、体が重くけだるい症状も出る。脈虚数。

症例 ・ 体験談

※ 「症例・体験談」で紹介している症例内容は、あくまで参考程度にして下さい。

※ 服用薬の効果は個人の体質・症状によって変わります。

※ また、「経過」についても個人の体質・症状などによって変わります。

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