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かぜ症候群・かぜを引きやすい体質でお悩みの方は、是非ご相談下さい。

風邪を引きやすい、風邪が治りずらい・長引く…

普通の風邪薬を飲んでも治らない方、胃腸の弱い方に漢方処方の風邪薬をおすすめしております。 

風邪とは

風邪の定義は、医学書によって様々であるが、風邪とは、主にウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の病気で、咳嗽、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりなど局部症状(カタル症状)、および発熱、倦怠感、頭痛など全身症状が出現した状態のことである。

西洋医学的には「風邪症候群」と呼んでいることが多い。

通常鼻汁は風邪の初期はさらさらとした水様で、徐々に粘々とした膿性に変化する。だが全身症状がことに強く、時に重症化する。俗称として、消化管のウイルス感染によって嘔吐、下痢、腹痛などの腹部症状と上記全身症状を来した状態を、「感冒性胃腸炎」「お腹の風邪」(もしくは胃腸かぜ、一部地方では腸感冒)と呼ぶこともある。

「風邪」の語源は中国医学にある。中国医学における風の邪気、すなわち「風邪」(ふうじゃ)によって引き起こされる、発熱や寒気等の症状を来す病気の概念が日本に伝わり、日本ではそれを一般化して「風邪」(かぜ)と呼ぶようになった。

漢方 ・ 中医学の考え

漢方医学・中医学ではこう考えます

かぜには、熱性のかぜ、乾燥性のかぜ、寒さのかぜ、湿気のかぜなどがあります。

それぞれのかぜを中医学では

「熱邪のかぜ」「燥邪のかぜ」「寒邪のかぜ」「湿邪のかぜ」という言い方をします。

かぜは自然界の邪気である風邪(ふうじゃ)が身体に入り込んだ事が原因と考えられていて、更に風邪は単独ではなく、上記の他の邪と一緒に体内に入ってきて、それぞれが特徴的な症状発症させます。

▼ 熱邪のかぜ

発熱やのどの痛みに注意 「熱」のかぜは、急な発熱、身体が熱っぽい、のどが痛い、鼻水や痰が黄色く粘りがあるといった症状が特徴です。

インフルエンザもこのタイプに当たります。 まずは身体の熱を冷まして炎症を鎮めることが大切です。

【主な症状】

発熱 ・顔が赤い ・口の渇き ・喉の痛み ・鼻水や痰が黄色く粘りがある

【食の養生】

涼性の食材で熱を冷ましましょう

ミントティー・菊花茶・ごぼう・蓮根・くず湯

▼ 燥邪のかぜ

・長引く咳は乾燥のサイン

なかなか咳が止まらない、痰が絡む、といった症状は「燥邪」が入り込んだかぜ。長引いた時に良く見られるタイプで、乾燥した「肺」を潤すことがポイントです。

マスクや加湿器等を使い、乾燥を防ぐ工夫も心がけましょう。

【主な症状】

咳・痰が絡む・胸が重苦しい・口が渇く・皮膚の乾燥・便秘気味

【食の養生】

身体に潤いを与える食材を

梨・枇杷・はちみつ・杏仁豆腐・銀杏・大根・百合根

▼ 寒邪のかぜ

ぞくぞくと悪寒がするかぜの初期

かぜの初期で強い悪寒や頭痛、節々の痛み、水っぽい鼻水といった症状が特徴です。 このタイプのかぜは、身体をしっかり温めることが大切。 暖かい服装を心がけることはもちろん、食事や入浴などで身体を伸から温めましょう。

【主な症状】

悪寒・頭痛・節々の痛み・鼻づまり・鼻水が水っぽい・顔が青白い・汗をかかない

【食の養生】

身体を温める温性の食材を

生姜・ネギ・ニンニク・シナモン・紅茶・三つ葉

▼ 湿邪のかぜ

吐き気や食欲不振などの胃腸障害が特徴

「湿邪」が身体に入り込んだかぜは、胃の痛みやむかつき、食欲不振、下痢といった胃腸障害が特徴です。 体内の「湿(余分な水分)」を取り除きながら、胃腸の働きを整えるよう心がけましょう。

【主な症状】

胃のむかつき・胃の痛み・食欲不振・嘔吐・腹痛・下痢

【食の養生】

香りのよい食材で胃の症状を緩和しましょう

しそ・生姜・みょうが・チンピ(みかんの皮を干したもの)・梅干し

症例 ・ 体験談

※ 「症例・体験談」で紹介している症例内容は、あくまで参考程度にして下さい。

※ 服用薬の効果は個人の体質・症状によって変わります。

※ また、「経過」についても個人の体質・症状などによって変わります。

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